2017-01-17

気密測定(HST様邸)

気密測定を行いました。

気密測定中
















ハンズホームでは、第三者機関にお願いして
気密測定を実施しています。

第三者ということは、
ハンズホームでもなく、施工業者でもないということで、
不正なくしっかりとした測定がされます。


結果は、C値が0.273㎠/㎡で四捨五入して、

C値=0.3㎠/㎡

でした。


C値とは、床面積1㎡当たりにどれ位(何㎠)の隙間があるかを
表したもので、小さければ小さいほど隙間が少ないということになります。

C値だと少しわかりづらいと思いますが、
HST様邸は建物全体のすべての隙間をかき集めた合計が

40㎠(総相当隙間面積)で、

6.3㎝×6.3㎝の正方形程度の隙間しかありませんでした。

とても良い結果が出ました。
(ハンズホーム標準仕様では0.7以下を基準としています。)


いくら断熱性能を高めても、この気密性能がよくないとまったく意味が
なくなってしまいます。

気密性能が悪いということは、隙間が大きいということで、
わかりやすく言えば、窓があいたままみたいなものです。

それでは、
夏は冷房しても暑くなってしまいますし、
冬は暖房しても寒くなってしまいます。
光熱費も余計かかってしまいます。

それ以外にも、気密性能は、
・壁の内部結露の防止
・計画的な換気
のためにも重要な性能です。


それなのに、世の中のほとんどの住宅は、
気密性能をおろそかにし、
測定不能なほど隙間だらけになってしまっています。


是非、C値に注目してください。



間宮裕規


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